残飯をドッグフードとしてあげていい?

ドッグフードが普及していない頃の日本では、人が食べた残り物を愛犬に与えていました。
ご飯に味噌汁をかけたようなエサを食べていたのです。
ドッグフードが普及している今、残飯をあげる人は少なくなっていますが、中には節約のために残飯を与えている人もいるはずです。

人が食べている食事を愛犬に与えるのは良くありません。
味噌汁などに含まれる塩分は愛犬には多すぎます。
場合によっては腎臓病を引き起こす危険性があります。
また、玉ねぎの含まれる成分である「アリルプロピルジスルファイド」は、血液中の赤血球を破壊して溶血性貧血を引き起こします。
「犬に与えてはいけない食物」として要注意の食材です。

犬の平均寿命は30年間で約2倍になっています。
その理由はドッグフードの普及によるものと考えられます。
愛犬の健康のためにも残飯をドッグフードとして与えるのは控えた方が良いですね。

柴犬などの日本犬は、長年日本で残飯を食べていたので穀物などの消化ができるよう腸も長くなっています。
一方洋犬は腸が短いので穀物の消化が上手くできません。
洋犬には穀物を与えるのは控えた方が良いでしょう。

ドッグフードとして残飯を与えるのは良くありませんが、食材全てが悪いのではありません。
例えば、余った白菜やキャベツの芯や大根の皮などを茹でてから細かく刻めばおやつ代わりになります。
ドッグフードにもトッピングして、愛犬の肥満予防にも効果があります。
また冷蔵庫に残ったお肉を湯通しして、ドッグフードにトッピングすれば、ご馳走になります。

生の野菜は犬には良くありませんが、温野菜なら犬の食性にはあっていますので、時々は与えてあげるのも効果的です。
また犬種によって鶏肉や魚などトッピングするものも違ってきます。
愛玩動物としての歴史が長い犬種は、穀物をあげても大丈夫ですが、狩猟犬や牧羊犬などは、動物性のタンパク質を多めにあげるのが良いでしょう。

人が食べる物は、塩分や犬に良くない成分が含まれています。
ドッグフードとしては適していないので、たまにあげるぐらいにしておいた方が無難ですね。