高齢犬にはウェットフードが向いている

愛犬にも老化はやってきます。
犬の場合、大型犬で10歳、中型犬で11歳、小型犬で12歳ぐらいから高齢期に入ります。

愛犬も人間と同じように高齢になると歯が弱くなります。
老人が固い煎餅を食べられないように、老犬には「カリカリ」と呼ばれるドライフードを食べるのが辛くなってきます。
このような場合は、ドライフードをお湯でふやかしてあげると食べやすくなります。
また、ウェットフードに切り替える方法もあります。

ウェットフードに慣れていないワンちゃんに与える場合は、急に替えると食べなくなることがあります。
最初はドライフードに混ぜるなどして徐々に慣らしてあげることが大切です。

食事の回数は、成犬で1日2回が目安ですが、老犬になると噛む力や消化機能が衰えてくるので、1日の食事量を数回に分けて与えるようにしましょう。
但し、常に食べているような状態は胃腸には負担になるので、休憩時間をきちんとるようにします。
また、食事の姿勢も重要になります。
低いお皿で首を垂らして食べる姿勢は、足腰に負担をかけてしまいます。
食べるお皿を低めの台などにおいて与えると、首を少し下げるだけで済みますから、足腰への負担が軽減されます。

歯が弱り始めたら、老齢犬用のウェットドッグフードに切り替えるようにしましょう。
但し注意したいのが、「タンパク質」です。
年を取るとタンパク質は少ない方が良いと思われている人もいますが、それは間違いです。
最近では高齢者に肉などの高タンパクなものを摂取することを推奨する意見が多くなっています。
愛犬にとってもタンパク質は重要です。
特に動物性タンパク質が不足すると筋肉も衰えてしまいます。
ウェットドッグフードの多くは、カロリーを抑えるために肉類などの動物性タンパク質を少なくして穀類を増やしています。
このようなウェットドライフードは、愛犬の健康づくりには良いとは言えません。
できれば、高タンパクなものを選ぶようにしましょう。

超高齢犬になると、ウェットフードでも食べ難くなることがあります。
この場合は、トロトロ状の「スープタイプ」を与えると食べてくれます。
噛む力が完全に弱まった時などにはオススメです。